21 2月

第36回定例研究会のお知らせ

外国につながる子どもたち、青少年をどう支援するのか
    -家庭の教育問題と高校進学をめぐって-

 多文化共生教育研究会では第36回の公開定例研究会を行います。今回、お二
人の方から報告をいただきます。
 第Ⅰ報告では、2001年から始まり、2500名にも及ぶ外国につながる親
子を対象に多言語高校進学ガイダンスに取り組んできた実行委員会のメンバーで
ある角田仁さんから多言語高校進学ガイダンスの現状と課題について報告してい
ただきます。
 第Ⅱ報告では、東京都福生市で定住外国人子弟支援事業にご活躍されている田
中宝紀さんから、おもに在日フィリピン人家庭の教育問題を中心に報告していた
だきます。
 全国でもっとも外国人登録者数の多い東京で、外国につながる子どもたち、若
者たちをどう支援していけばよいのか、共に学び合い交流したいと思います。
 みなさまのご参加お待ちしております(会員以外の方の参加もできます)。

《内容》

第Ⅰ報告  「日本語を母語としない親子のための多言語高校進学ガイダンス
    11年目を迎えて・・・その現状と課題」

報告者 角田 仁さん  (日本語を母語としない親子のための多言語高校進学
           ガイダンス・東京 実行委員)
     14時00分~15時00分
          
 高校進学ガイダンス・東京 ホームページ http://www.tokyoguidance.com/
     

第Ⅱ報告  「在日フィリピン人家庭の教育問題を中心に」

報告者 田中 宝紀さん(特定非営利活動法人青少年自立援助センター
           定住外国人子弟支援事業部・事業実施責任者/
           統括コーディネーター)    

 【プロフィール】
  2008年、東京都福生市にてボランティア日本語教室を主宰し、外国にルーツ
 を持つ子どもたちと出会う。その問題とニーズの大きさから翌年、地域内初め
 ての試みとなる外国人児童生徒支援事業「子ども日本語プレクラス」を企画・
 運営。2010年より現職。

    15時00分~16時30分

討論  16時30分~17時00分

日時  2012年3月4日(日)14時00分~17時00分

場所  立教大学 
      12号館地下第2会議室
      (東京都豊島区西池袋3-34-1)
       池袋駅西口徒歩8分
マップ
  http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/direction/
  http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/       
      
      
主催  多文化共生教育研究会
     http://www.j-mce.org/

連絡先 tabunnka-e@jcom.home.ne.jp

参加費 500円(会員は無料)